自治会50周年にあたって
◆次の世代に役立つ事業を◆
早いもので江戸川台が開発され、多くの方がこの素晴らしい住宅地に居をかまえられて半世紀が経とうとしております。
また、来年の九月には、先人達がお互いの絆を深め、諸問題に対処しようと、「江戸川台西自治会」を設立してから50年になります。
この50年の歴史を振り返り、これから更に発展していく為に、会員の高齢化,新しい会員の転入等の多様化に対応した自治会にしていくこと、また先人が築いてくれたこのすばらしい居住環境をこれからも残していくことを、考えています。
この程、自治会としての記念事業をどの様に進めるか、委員会を設置して検討を始めました。
この委員会では事業の基本的な考えとして、限られた原資を如何に有効に使うか、単にいっときの祝賀のために全てを当てるのではなく、先輩たちが我々に残してくれたように、我々も次の世代に役立つことを念頭に事業計画を立案いたしますので、何卒ご理解とご支援を下さいますようよろしくお願いします。
〈立神幸彦・記〉
美しい街づくり(地区計画)
江戸川台団地の分譲が始まってから、来年で50年の歳を数える事となりました。「戸建ての千葉県の田園調布」とも言われ、駅から放射状に道路が延び、広いの敷地が多い閑静な住宅地でした。
あれから殆どが平屋から二階建てに建て変わり、第一種低層住宅(高さ10m以下)に納まった様に思います。その間ワンルームマンションや集合住宅・駐車場等も出来ました。
しかしこれ以上環境を乱したくないと思うのは皆様も同じ考え方かと思います。そんな折、各自治会で「地区計画」と言う耳慣れない言葉を聞きます。「地区計画」とは、住んでいる方々の総意を形にし、規制がかかる環境保全指針を定め、住みよい街を守るものです。 江戸川台地区では戸川台東急・江戸川台東一丁目、二丁目,三丁目が既に導入済み、東・四丁目がまもなく導入予定です。
江戸川台西地区では、一丁目が有志の会を発足させて、月1回の勉強会を開き「地区計画」の導入をめざし、二丁目も地区計画の説明会からスタートし、又他の丁目もそれぞれで検討を始めました。
〈推進委員山田〉
◆まちの移り変わり
昭和30年代初頭の江戸川台団地は旧新川村の原野を切開き造成された団地で、団地の周囲は緑濃き雑木林で、のどかな自然が豊かな土地でした。当時の状況は団地造成と住宅・宅地分譲の同時進行状態で、新設江戸川台駅の開業と生鮮三品と生活最寄品を販売する東商店街が開業し、第一次入居が開始されました。暫くして西の商店街も開業しました。当時の柏町は旧水戸街道沿いに小規模の商店街が在りました、比較的近い商店街は野田市の街でした。団地での初期の入居者は比較的若い世代の家族が多く見受けられ、団地はベビーブームで若い夫婦達は、子育てで大変な苦労をしたようです。何しろ西二丁目の「遠藤医院」が開院するまで産科の医師が居なかった。産科医院が開院され、多くの人々は、ほっとしたものです。
その第一世代入居者も高齢者となり、団地内の情景も時の経過を感じる今日この頃です。平屋建ての分譲住宅の姿もごく稀な事で、殆どの家々はその姿は二階建てとなり、また住替えにより宅地の細分化が始まり、初期入居者の高齢化により地域のコミュニティも変貌しつつあります。時代に即した住民関係の再構築が求められるようです。
住み続けたいまち
ここから巣立っていった子ども達が、また戻ってきて住んでくれるまち。孫を連れて時々里帰りしたくなるまちにしたい」と老後を楽しんでいる世代からはこんな願いが。 また、故郷ではないけれど、幼い子どもたちと共に最近移り住んで来た若い世代の人達からは「自然が身近にあり、いろいろな年齢層が暮らしている居心地がよい住宅地。安心して子育てできる」と、50年の歴史が醸し出すまちの良さを実感している声が。 世代から世代へとつながり広がる人の絆を大切に暮らしている人々の思いが溢れているまちです。
西まつりにご参加ください
また、西まつりの季節がやってきました。今年は10月12日〈日)の予定です。 これまでは、中止ということはなかったそうですが、最近の局地的なゲリラ雨が降る異常気象では当日朝、急遽中止する場合も考えられ、連絡徹底の方法を検討することにしました。
西まつりのプログラムは江戸小、北部中,葵連、の演技、運動競技会、模擬店、最後の抽選会と、ほぼ例年どおりの予定です。少し前は子供みこしが街を練り歩いたそうですが、担ぎ手が集まらなくなったこと、交通事情等が原因で中止になっています。子供みこしが、また街に繰り出す日がふたたびくるよう、集まれ西の子供たち
。
〈事務局〉
第 2 回 医 学 講 座
「眼の老化と病気・ベストエイジングのためにこれから出来ること」という内容で、西浦眼科院長・西浦慶子先生の医学講座が開催されました。
講演は7月3日(木)に開催され、 参加者は約100名、自治会館の会場は超満員となり、ロビーに立って聞かれた方もでる
ほどの盛況でした。
眼の老化と病気では、映像資料(実際の症例による多くの眼底や眼球写真、図版)を使っての解説で、眼のしくみや機能、白内障、緑内障、加齢黄班変性の原因や対処法を説明されました。
不治と思われていた緑内障も治療法が開発されつつあり、白内障の手術も画期的に進歩している現況など最新の治療法についてもよくわかる解説がありました。
「ベストエイジングのために」
私たちは、生きている限りこの眼で世の中を見て行きたい。その為のアドバイスとして、眼は眼だけが単独に病気を持つのではなく、他の機能と連動していることを忘れてはいけない。例えば、眼が見えにくくなったということが、全て白内障のせいだとは言えない。
常日頃、目の様子を十分注意することで、目を大切にしてほしい。
「日常生活の注意」
○適正な眼鏡の装用
○バランスのよい食事
○喫煙を控える。
○紫外線から眼を守る。
○生活習慣病の改善
○家族や近所とよい関係を保つ。
などを注意、
配慮する。
「早急に受診して欲しい症状」
○急性の視力低下、視野異常→網膜動脈閉塞症の心配がある。
○急性眼痛+頭痛充血霞眼→急性閉塞隅角緑内障の心配がある。
○飛蚊症、視野異常→網膜はく離の心配がある。
以上一時間半の「医学講座」でしたが、 参加された方にとって、大変に学ぶことの多い講演だったと思います。
(福祉部鈴木記)
災 害 に 備 え て(防犯部からのお知らせ)
災害はいつ発生するかわかりません、災害が発生した場合は、次のことを守って下さい。
●先ずは慌てずに、我が身の安全確保に努めて下さい。
●家族の安全確認、出火防止・初期消火に努めて下さい。
●近隣の方々と協力して、秩序と助け合いの精神を守って下さい。
●西自治会自主防災組織から指示がある場合は、それに従って下さい。
●日頃から各家庭においても、必要最小限度の準備が大切です。
災害に備えて
家庭内で防災会議を開き、役割や心構えなどについて話し合いましょう。
①家の中でどこが安全
②地震時の役割分担
③避難経路の確認
④連絡先や避難場所
⑤消火器等の備え
⑥非常持出品の点検
⑦家具転倒防止対策
⑧子供・高齢者の保護
⑨付近の危険場所の確認
⑩昼、夜の家族の行動
非常持出品
【非常食】
(家庭3日分の食料)
●飲料水・食料(ビスケット・カンパン・インスタントラーメン・缶詰類等)
【救急セット】
●消毒薬、きず薬・ガーゼ・脱脂綿・包帯など
【衣類】
●セーター・ジャンバー・下着(1~2枚)・タオル、石けん・軍手や厚手・靴下・毛布、寝袋など
【その他】
●現金、貯金通帳、印鑑、証明類・懐中電灯、ローソク・電池・マッチ、ライター・ラジオ・サラシ・防水ビニールシート・ロープ・ナイフなど
【赤ちゃんがいる家庭】
●粉ミルク・紙おむつ・ほ乳びんなど
【高齢者のいる家庭】
●タンカ・常備薬、看護用品・おむつなど
地域別避難場所
●江戸川台西一~四丁目( 江戸川台小学校、北部中学校、北部公民館)
●中野久木( 新川小学校、北部中学校、流山北高等学校、中野久木保育所、北部公民館)
●富士見台、富士見台一・二丁目( 新川小学校、北部中学校、流山北高等学校、中野久木保育所、北部公民館)
〈防犯防災部山田〉
演 芸 の 夕 べ
今年で第2回目になる演芸の夕べが、7月26日午後7時から自治会館で行われました。大変暑い日でしたが、多くの方にお集まりいただき楽しいひとときを過ごして頂きました。今年の日程は、柏まつり・隅田川花火大会と重なり、多少参加者が少なかったのが残念でした。
当日の出し物は、落語を北澤さんにお願いしました。大変な熱演でした。今村さんの手品は、本当は失敗したのか予定の演出だったか分からせないほどひょうひょうとした、とても楽しい演技でした。さらに民話を鶴岡さん、エッセーを三尾谷さんに、琴演奏を羽生さん他2名の方に、ギターをブラックストロング3名の方々にお願いしました。どれをとりましても皆さんの日々研鑽の賜物でしょうか、大変素晴らしいものでした。
最後は会場の皆さんにブラックストロングの伴奏で「なごり雪」、「涙そうそう」を合唱していただき、盛況の内に終えることが出来ました。
落語の北澤さんは大変な熱演でしたが、後ろから頭だけしか見えず、肝心な身振り手振りがよく分かりません。やはり落語は高座を設けないといけないようです。
来年の第3回も楽しい企画を考えておりますので、今後ともよろしくご協力くださいますようお願いいたします。
(文化部 斉藤)
11月までの自治会行事予定
① 9月18日(水) 防災訓練
今回は救急看護の講習会消火訓練を行う予定です。
防犯防災部主催
② 10月12日(日) 西まつり
今年もほぼ例年と同じプログラムで開催する予定です。多数の皆様のご参加をお願いします。
9時15分 パレード開始
9時30分 江戸小演技
10時 準備体操、競技
13時 北部中演技
13時30分 子供神輿 千葉葵連の阿波踊り
14時30分 抽選会
自治会主催
③ 10月29日(月) 第7回ふれあい学習の旅
行き先
佐野厄除け大師
冨広美術館
足尾銅山観光
旧田母沢御用邸記念公園 ほか
福祉部主催
④ 11月15~16日 第10回文化祭
自治会会館を使って、会員皆様の日頃の創作活動の成果を展示いたします。
文化部主催
社会福祉協議会会費のお納め、ありがとうございました
今回皆様のご協力により平成20年度の会費として、(寄付をふくめて)356,800円を社会福祉協議会に収めました。この会費は地域の社会福祉活動に生かされています。皆様のご協力ありがとうございました。猛暑の中社会福祉協議会会費の徴収に回っていただいた、ブロック委員の方々に感謝いたします。
(事務局)
ゴミ袋の有料化について
ごみ処理有料化に対する説明会が7月25日(金)西自治会館で、市の環境リサイクル推進課出席のもと行われました。参加された会員皆様の意見質問を一部記載させていただきます。
①有料化になるのであればゴミは戸別収集を実施してもらいたい。
②有料化は反対。スーパーで50枚300円のゴミ袋を購入している
④ゴミステーションに不法に捨てられるゴミに対して市の対策はあるのか?
⑤集合住宅や老人1人住まいに対する対策を優先すべき。
⑥有料化は「お金を払っているのだから」という考えにつながりかねない。
⑦議論未消化の既成事実での進行はおかしい。
等が出されました。
また、ゴミ有料化を含むゴミ減量化方策についての市民意向調査では、ゴミ処理有料化の必要性について「必要」「止むを得ない」の回答が58.8%でした。しかし、今回の市の説明会では納得出来ない説明も多多あり役員会メンバーで小委員会を作り、意見質問のまとめを行う予定でいます。
〈広報部〉
自治会の主な活動
7月3日 医学講座 「目の老化と病気」
7月26日 演芸を楽しむ夕べ
8月7日 夜間パトロール