第51回定期総会開催
5月12日午後1時半より、江戸川台西自治会第51回定期総会が西自治会館で開催されました。出席者91名、委任状827通、合せて会員総数の過半数を大きく越え、議長に3丁目の根本昭さんを選出して会議が始まりました。
まず、例年の議題である「平成18年度活動報告」「決算および会計監査報告」「平成19年度活動計画」「平成19年度予算」の審議が、総会資料に基づいて順に行われ、活発な質疑と意見表明を経た上で、いずれも承認を受けました。
平成18年度の決算報告の中では、3人の会員から総計63万円の寄付が寄せられたことが説明されました。
また、平成19年予算の中での大きな変化は、これまで自治会が立て替えていた防犯灯電気代が、19年6月より防犯協会から直接東京電力に支払われることになったため、該当する補助金収入と防犯防災部支出がそれぞれ減額となったことです。
平成19年活動計画審議冒頭で立神会長より発表があった「運営方針」の内容は、本紙左側のコラムに載せてあります。また、審議の過程で提起された質問、要望、意見は、委任状に付せられてあった要望・意見と合わせて、本紙1面下部に、自治会の対応と合わせて載せてありますので、ご参照下さい。
最後に、50周年特別事業に備えて費用を積み立てる特別会計の開設が承認され、4時25分に会議が終了しました。
今回は、1階と2階をマイクでつなぎ、多元中継的な会場設営となりましたが、初の試みとしてはまあまあの結果を生み、次回以降の良い経験となりました。
総会・委任状で寄せられた意見・要望
【ゴミの出し方が乱れている。1ヶ月間でも袋に名前を書いてみたら】
環境部がゴミ出しの日、3日間早朝から現場に立って様子を見ました。が、特に乱れた様子は見られませんでした。現場は通勤者の多いところ。あるいは外部の方の行為かもしれません。環境部で警告の張り紙を出しましたが、もしご近所の方の勘違いでしたら、その方に自治会から資料をお届けしたいと思います。
【中野久木572番地の電柱の防犯灯の点検・修理を。夜間には一時停止の標識も見えにくい】
防犯防災部で確認しましたところ、大きな欅の木が全体を隠していましたので、市に剪定を依頼しました。なお、今後、防犯灯の不具合は事務室にご一報下さい。
【ブロック委員・リサイクル当番などの仕事は、80歳以上、要支援以上は免責にする規定を】
ご要望の主旨はよく理解できます。ブロック委員などを担当しきれない方々が多くなっています。しかし、そのご様子は千差万別で一概に規約で定義することはできません。ブロック内でのお話し合いで処理しているのが実情です。万が一不都合が生じた時は、ぜひ地域の副会長か事務室にご一報下さい。
【防犯ステッカーなどを作って各家庭の目に付くところに貼ってはどうか】
その方向で、現在、一声運動推進委員会で検討中です。
【人命救助講習会を開いて欲しい】
本年度防犯防災部で行う講習会のテーマの一つに取り上げます。
【公園清掃の後にジュースなど冷たい物を頂ければ。大勢の子供が参加したときもあるので】
予算の関係で毎回行うのは困難ですが、例えば自治会では、夜回りなどの催しには用意しています。各地域で特別な企画がある場合には、副会長にご相談ください。
【業者による庭木への殺虫剤散布は、事前に近所に知らせるよう広報を。また、家庭排水を下水道に繋げていないところがあり、悪臭とU字溝の清掃に困っている。会報などでの啓蒙を。市にも働きかけを】
これこそ、ご近所同士で「一声」かけ合って解決したいものですが、自治会でも会報などでの呼びかけを行っていきたいと思います。
【側溝にふたの付いていないところと付いているところがある。有料でも良いから設置の方向にいかないだろうか】
市に確認をしたところ、側溝に各自がふたを付けるのは、道路に凹凸ができて好ましくない、とのことでした。自治会としては、市に対し、道路工事をする時にはぜひ側溝にもふたを、と、要望をしていきます。
【西商店街の道路は大型バスが加速するので振動が激しい。普通車もスピードを出す。道路もひどくなるばかりだから、スピード制限をして欲しい。また、田村商店から4丁目を通る道路は振動が激しく、歩道も限られている。改修を求めたい】
この要望は毎年提起され、その都度自治会も市に要求を出しています。今後も粘り強く要求していきます。現在のところ後半の4丁目の道路に関して、明るい見通しも出てきています。まだ確認しなければならない点もありますので、具体的に分り次第、別途ご報告します。
【新規加入者から入会金を取るべきではないか】
入会金を徴収している自治会があることは承知していますが、当自治会としては、新しい会員に門戸を広げる意味で徴収は考えていません。
【消防団への寄付金は高すぎるのではないか 】
現在の金額は平成8年に定められたもので、一世帯当たり年額450円になります。この金額の議論には判定基準がないものの、全くのボランティアである消防団員の献身的なご努力は、当地の安全確保に大きく貢献してくれています。
他に【住んでいることに誇りを感じる街。平和で美しい街の維持努力に感謝】など、感謝6通。
平成19年度・江戸川台西自治会運営方針
会長 立神 幸彦
本年度は次の四つのテーマを柱として活動を進めて行きたいと思いますが、その中心にあるものは会員相互の「絆の強化」であることは申すまでもありません。
①一声運動の推進
・「安心と安全の街づくり」のためのパトロールを強化するとともに、交流を深め声を掛け合う街を目指す
・一声運動への参加者を増やす施策を検討する
②高齢者対策を含む福祉活動の推進
・早期に「福祉活動検討委員会」を設置する
・西地区の高齢者および要介護者の状況を調査し対策を検討する
・社会福祉協議会、民生委員などとの連携を強化する
③住環境対策
・西口駅前広場の改善を推進する
・地区計画の導入を具体化する→共同住宅の増加問題への対応策
・街灯の高輝度への転換を計画的に進める
④環境美化の推進
・一声運動による「ごみ拾い」を継続する
・駅前花壇ほか周辺の雑草の除去を実施する
本年度も会員の皆様のご協力よろしくお願い申し上げます。
福祉部活動紹介
まず今年度の福祉部のメンバーをご紹介します。鈴木部長以下飯田・田嶋・中台の役員に山本・石塚・飯塚・倉沢・山路・淺川の常任委員が加わっての10名です。写真でお分かりのように(一人欠席)、幅広い年齢層で構成されていますので、部会の運営についていろいろの層の意見が集約されるのではないかと期待されます。それはすでに2回行われた部会での活発な議論に反映されて、福祉部の活動は、これまで行われてきた高齢者に対する気配りとともに、より若い層が参加できるような企画をたてて、自治会会員相互の親睦が一層深くなるよう努めるべきである、ということになりました。その具体的方策の一つとして、今年度の「ふれあいの集い」は現役のお父さんも参加できるよう、可能な限り土曜日に実施する予定で計画を進めています。
内容も例年通りの講演のほか、自治会会館で活動中の各サークルの会員による歌あり、踊りあり、器楽演奏ありとお楽しみ一杯の企画です。
今年度の福祉部の活動事案の中で、8月までに実施される予定の「医学講座」、「お惣菜講習」、「ジブリ美術館で遊ぼう」はいずれも新企画。これらの企画が成功するためには、皆さんのご支援が必要です。第1弾の「医学講座」は6月27日〔水〕に自治会会館で開催されます。今後も皆様の参加があるよう心から願っています。今年度の福祉部をどうぞよろしくお願いします。
〔6月10日 福祉部・飯田記〕
ポ イ 捨 て は や め よう !!
こんな事をしかも大の大人に、何で今更言わねばならないのだろう。
ゴミをポイ捨てする人には、多分罪の意識は無いのだろうが。でもこれは法律で禁じられている立派な(?)犯罪であるのは御承知の通り。子供の頃に両親、祖父母、近所の人達から叱られて、ゴミを拾って屑篭に入れ直した習慣や躾は何処へ行ってしまったのだろうかと思う。
散歩の途中で空き地、公園、道路、排水溝などを観察してみると、実に様々なゴミが捨てられている。中にはリサイクル料金を支払うのが惜しくて捨てたと思われる、家電製品等の様な悪意に満ちたものも有るが、殆どのものは持ち帰って処分の出来る類の物。
このゴミが道路~排水側溝~河川~海へと流れて、やがて地球環境を汚染・破壊し、野生生物の存亡にまで影響するのかと思うと空恐ろしくなる。
破れガラス理論(校舎の割れた1枚のガラスを放置すれば他のガラスが際限も無く割られる)に従って、一声運動パトロール時に参加者全員でゴミ拾いをしているが、ゴミが増える事はあっても減る事は無いのが実情。捨てる人を無くさなければ、エンドレスの空しい作業となってしまう。
だからポイ捨て犯罪者を見かけたら、勇気を持って注意しましょうよ。
居丈高にではなくやんわりと・・・どのような声掛けをするかは、人生経験豊かな貴方の知恵にお任せします。
(広報部・安川)
自 転 車 事 故 ーその5ー
今回は自転車事故の例を取り上げます。
交差点での自転車と自動車の事故例です。
事故例図は、(財)交通事故総合分析センター広報誌からの引用です。
①・信号が青になったので、自転車、自動車共に発進しました。
②・自転車は普段より少し速めの速度で横断歩道を渡り始めました。
③・自動車は左折を開始しましたが、左側にある店が気になり脇見をしてしまいました。
④・自転車は、自分の方からは自動車が良く見えたため、直進である自分が優先であるとの気持ちから、当然自動車が止まるものと判断し、そのまま走行しました。
⑤・その結果衝突事故が発生してしまいました。
この事故からの教訓(事故防止のポイント)
この例では、自動車の脇見により注意が散漫となったため引き起こされたと言えます。しかし自転車を運転する側も相当の注意を持って走行することが必要だったのではないでしょうか。
①・歩行者に混じって早い速度で走ると、自動車からは発見しにくい。(自動車の運転者は歩行者の歩くスピ-ドを念頭に置いてしまうものです。)
②・自転車から自動車が良く見えても、運転者が自転車をよく認識しているかは分かりません。相手の目をきちっと見てから渡ることが大切です。
③・横断歩道は歩行者が通行するためのゾーンですので、軽車両である自転車が横断歩道を渡るのであれば、自転車から降りて渡る必要があります。
④・自転車は自転車横断帯が近くにあれば、そこを走行しなければなりません。
④・自転車は自転車横断帯が近くにあれば、そこを走行しなければなりません。
(広報部・高山)
除草剤や殺虫剤を散布する機会が多い
夏になりました。
庭を接したご近所 に「一声」かけて進めましょう。
自治会の主な活動
○5月12日
第51回総会
新年度部会編成決定
○6月5日
流山市役所と駅前広場
改善協議
○6月9日
駅前ロータリー除草
編 集 後 記
総会号をお届けします。
終了後1ヶ月以上もたっての発行ですが、総会に寄せられたご意見・ご要望への対応に確認の時間が必要でした。しかし、その甲斐あって、4丁目の道路改修に明るい見通しが持てそうなのが分かり、うれしい報告となりました。
会報の内部編集にはまだまだ試行錯誤が続いています。この種の仕事に興味をお持ちの方が居られましたら、ぜひお仲間に加わっていただいて、一緒に磨き上げて行きたいと願っています。事務室にご一報いただければ幸いです。
(広報部・染野記)