新 年 を 迎 え て
会 長 齋藤徳雄
新年明けましておめでとうございます。会員の皆様には穏やかな新年をお迎えのこととお慶び申しあげます。
昨年は大変な年でした。大震災、局地的な大雨と自然界の怖さをまざまざと見せ付けられた思いです。会員の方にも、この震災で屋根瓦や塀などの被害を受けられた方が二十数名おられました。改めてお悔みとお見舞いを申し上げます。
また、相馬市への義援金に関しましては多くの方々より大変多くの心遣いを頂きありがとうございました、厚く御礼申し上げます。
さて、町内を見ますと昨年末には、三丁目に新しい道路が開通しました。今年6月には駅西口の改修工事が完成いたします。
それに伴い安全対策や安心安全な住環境を守るために、いろいろ手を尽くさねばなりません。これまた皆様方と一緒に考え、関係各所に働きかけていかねばなりません。
今年度は役員の改選年度です。どうか皆様近隣の方々との会話を多くして頂き「絆」を強く、自治会活動への参加、そしてご理解とご協力をよろしくお願いします。
ここに会員皆様のご健勝とご多幸をお祈り申しあげ、新年のご挨拶とさせていただきます。
各地区副会長 新年の挨拶
一丁目 鈴木
明けましておめでとうございます。またたく間に七草も終り、またいつもの生活が戻って参りました。大災害はもうこりごり、どうか今年は西自治会のみならず、日本中に「まあまあだったね」と言える一年が巡って来る事を祈っております。 そして一丁目の皆様が笑顔で挨拶を交わす清潔で明かるい町になるよう努力したいと思っております。公園清掃と一声パトロールはその小さな一歩です。今年もまた皆様のご協力と共に歩んで行く所存です。
二丁目 飯田
昨年の東日本大震災の影響の一つとして、周辺環境ヘの放射線量の増加が挙げられますが、住民の安心が得られるまで今後も継続して放射線量の測定を続ける必要があると考えています。
昨年末に市野谷線が開通したことにより新たな交差点が3か所できました。旧日光屋から西4丁目に通ずる道路との交差点には信号がないため、道路が開通してからわずか1ケ月足らずの間に4件の事故が発生しています。至急安全対策を強化する必要があります。更に、江戸川台駅前の改良工事が進行中であり、西2丁目内の交通事情が激変します。住民の皆さんはくれぐれも事故にあわないよう、事故を起こさないよう、ご注意下さい。
三丁目 鈴木
本年も昨年同様地域の絆を深め安全、安心な街造りを目指し、我が街は我が身で守るを合言葉に特に以下のことを注力し継続推進します。
1.一声運動パトロール
実施日は多くの皆様が参加出来るよう第一火曜、第二水曜、第三木曜、第四金曜日で、三角広場に3時に集まって頂き学童の見守りを含めたパトロールを行います。
2.公園清掃
3丁目は公園がないため三角広場を担当、通常は第三日曜9時から実施し草取り、秋から冬にかけて落ち葉の回収、清掃等を行います。
これらを遂行するために皆様の積極的な参加とご協力をお願いします。
四丁目 下藤
新年明けましておめでとうございます。昨年の東日本大震災で、地域の絆の重要性を強く認識させられました。当自治会には有志の先輩方が、ご近所(仲間)意識を高めようと始められた一声運動(挨拶・声の掛け合い)、そこに安心・安全な街、清潔な街を等々加え発展してきた一声運動パトロールがあり、また地区の皆様と一堂に会する月1回の公園清掃を両輪として今後も大切にしていきたいと思います。皆様方のご参加をお願い致します。
中・富士 関口
中・富士地域の皆様、昨年は西まつりの模擬店(16人)、一声運動パトロール(663人/年)、公園清掃(923人/年)と大勢の方々のご参加を頂き大変有難う御座いました。昨年は地震・津波・原発・台風と災害事故も多く、とても悲しい年にもなりましたが、なでしこジャパンのWカップ優勝や柏レイソルの大活躍など一喜一憂した年でもありました。「団結」「助け合い」「絆」と云う言葉をこれほど聞いた年もなかったのではないでしょうか。
今年も中・富士は「住みよい地域」をテーマに皆様のご協力を頂きながら「声かけ」「連帯感」を大切にしていきたいと思います。
各部だより
環境部
昨年、環境部が取組んだ大きな事柄は、次の4点になります。
1.3・11東日本大震災被害地、福島県相馬市への義援金援助
2.23年4月からの本格的スタートの容器包装プラスチックの分別排出
3.福島県第一原発津波被災を原因とする放射線量測定、除染活動を流山市と協力、推進中。
4.江戸川台西地区住環境整備がスタート。駅前広場改修工事着手。東深井市野谷2号線の全線開通。
歴代の方々も含め自治会会員皆さまの総力が結実され、確かな歩みをたどっている表れだと思っております。
今年も基本的には、昨年同様継続して取り組んでまいりますが、特に次の事柄に注力したいと考えております。
1.放射線量への怠りのない対応
2.分別ルールの遵守並びにごみ出しマナー、ルールの徹底など
防犯防災部
昨年は東日本大震災を受けて、会員の皆様も防災対策の重要性を痛感されたことと思います。
当部としても、簡易トイレの配布や流山市総合防災訓練への参加等を通じ、防災対策の進展を図って来ました。
しかし、大規模災害時に自治会の防災組織が本当に円滑に機能するかとか、また、各ご家庭での防災対策は十分であるかと云えば、まだまだ不備があると思われます。
今年は、これらの不安要素をひとつずつ確実に減らして行くよう努力致しますので、引き続き皆様のご支援、ご協力をよろしくお願いします。
福祉部
今年は穏やかな日々が続く事を願うお正月でした。
福祉部の今後の予定は2月25日午後3時から医学講座を開きます。最近、大勢の人たちが悩まされる花粉症等について、おおたかの森病院の呼吸器内科甲口知也先生にお話を伺う事になりました。詳しくは回覧にてお知らせいたしますので多数のご参加をおまちしております。3月にはお待ちかねのサロンコンサートも予定しています。
三角公園交差点で事故多発!!
安全対策の要望書提出
市道・東深井市野谷2号幹線道路全線開通
昭和37年3月に都市計画道路として決定され、半世紀後の昨年12月22日の午前10時頃にようやく全線開通となった。
車には便利となったが、三角公園脇での交差点で、開通後1カ月もたたないうちに人身を含めた交通事故が何件か発生している。初石方面から来ると、三角公園から30km制限になるのだが、信号と信号の間にある交差点ではどうしても速度を上げる車が多い。また踏切方面からこの交差点を通過する際、横断歩道前の一時停止地点では見通しが悪く、見通せるところまで出て来て、再度停止し左右を確認するということにならざるを得ない。その安全確認を怠る自動車、バイク、自転車などがあり、交通事故となっているようである。
以上を踏まえ、1月11日に市に対して安全対策を講じるよう、齋藤会長と中村環境部長が市に出向き、要望書を提出した。
(環境部)
(環境部)
天 馬 空 を 行 く 馬頭琴コンサート
11月27日
馬頭琴の馬の飾り部分
モンゴル人民共和国、昔々小学校で地理の時間に満州国満州里(現マンチョウリー)付近から、西にアルタイ山脈まで蒙古高原に広がる広大な国、かの有名なチンギスハーンの国、と習いました。
そのお国の楽器に「馬頭琴」があること、上部に馬の首を模した飾りがある。その程度の知識しかないままに会場に赴きました。
この余りにも無知な私を助けてくれたのが最初のお話「スーホの白い馬」の朗読、この朗読があった事で馬頭琴に対する親しみ、理解、期待が深まって、その後の演奏に対する私の想いだけでなく、会場の皆さんの期待感が大きくなったなと感じました。
一望千里の草原を天馬が駆ける、雄大にして何か心を癒されるような情感溢れる現地の音楽に触れられたのは、幸運に恵まれたとしか言いようがありません。
それにしても、演奏家アマルトヴシンさんにどのような関係で、ギャラの払えないこの様な場所にお出で頂けたのでしょうか。コンサートに係わって下さいました関係者の皆さんに、ひと時の安らぎを頂きまして有難うございましたとお礼申し上げます。
(西二丁目 玉川)
新春ウォーキング大会に参加して
1月7日
おおたかの森高校付近
風が強いという予報が外れ穏やかな天気に恵まれたウォーキング日和、8時集合にやや遅れて12号公園に向かったところ、すでに運藤さん指導によるストレッチ体操が始まっていた。
自治会の旗を先頭に、昨年末に丁字路が十字路となった三角公園角の交差点を横断し、おおたかの森方面へ。開通したばかりの道を歩く。ヒヨドリがうるさく鳴くテニスコート脇を過ぎて、常磐道手前を右折して林の中の静かな道へ。常磐道を通過する車の音はするがさして気にはならない。
金刀比羅神社前で西栄寺コースと若葉台団地コースに分かれる。西栄寺コースを選んで、常磐高速上の公園を横断し、桐ケ谷を抜けて、流山七福神の一つ西栄寺でお参り後、コミュニティプラザにて若葉台コースの人たちと合流し小休止。
かやの木保育園前では、子供達の元気な声を聞きながら、茂侶神社到着。昨年と違いヂンガラ餅行事の当日ではなかったため、静かな境内であった。完歩証をもらい、現地解散となった。
今年の参加者は、61名と例年通りだが、子供の参加も望みたいところ。続いて11時から自治会館で開催された賀詞交歓会で、10回目と5回目の完歩者が表彰された。
最後に、この行事の企画関係者の皆様に大変感謝いたします。ありがとうございました。
(広報部 吉田)
第13回文化祭開催
バラエティ豊かな展示会
第13回、西自治会文化祭は11月19、20日の2日間に例年同様に自治会館を会場として開催されました。
初日の19日はあいにくの雨で会場も寂しかったのですが2日目は快晴となり開場早々から大勢の方がおみえになり2日間で去年と同数の206名の来場となりました。
今年は、個人34名と写真・絵手紙・生花等のサークルを合せて60名近い方々から23種目96点の作品が出品され、江戸小児童の絵画16点を加えると113点の作品展示会となりました。これらの作品の数々は地域の皆さんが長年培われてこられた修練の成果であり、その出来栄えには驚嘆させられるばかりでした。
なお今年の特徴は油絵・刻子・模型の他に真っ赤に紅葉した山もみじの盆栽や繊細に編み込まれたビーズの編物とネックレス、千変万化の魅惑の世界に引き込まれる万華鏡等、去年参加が無かった作品が再び出品されたことです。このようにバラエティの豊かな作品が応募されたことは主催者としても大変喜ばしく思われます。
これらの作品を展示するにあたっては壁面ボードと机上を別けて設置し、ボードに掛けられた作品はなるべく近寄ってその緻密な作業を、また机上のものは四方からジックリ鑑賞していただくようにしました。まだまだ展示スペースには余裕がありますので、次回の展示会ではもっと多くの作品が応募され、変化に富んだより楽しい展示会になるようお願いしたします。
(文化部 大鹿)
近隣文化探訪に参加して
関宿城をバックに
今年度の近隣文化探訪は11月29日(火)に野田市にある千葉県立関宿城博物館見学と周辺の散策でした。当日は曇りがちだが暖かい天候で、参加者20名が8時30分に西口時計台前に集合し、電車で川間駅まで行き、さらにバスで約30分かけて目的地に到着しました。
関宿城博物館はひときわ高くそびえるお城の天守閣が印象的な建物で、千葉県最北端の利根川と江戸川とに挟まれた関宿三軒家のスーパー堤防上に建設され、川の歴史と文化を探る博物館として平成7年に開館した。館内の展示物はお願いしていたガイドさん(地元ご出身の上原さん)により、江戸時代から明治時代に行われた洪水からの災害を防ぐための河川改修工事、水運の主役として活躍した高瀬舟や蒸気船「通運丸」、水運物流の中継地として栄えた関宿藩や関所の歴史、関宿城の普請・解体に関する資料など判りやすく説明戴いた。河川が育てた伝統産業として、野田・銚子の醤油、流山の味醂、佐原の酒、猿島のお茶などが発達したそうです。また天守閣・展望室からの眺望が素晴らしく、利根川・江戸川の流れをはじめ、天気が良ければ筑波山・富士山などの山並みを遠望することができます。
昼食の後、関宿水閘門(昭和2年、江戸川の流頭部に建設された水門と閘門)、関宿城本丸跡(徳川家康の異父弟・松平康元が1590年に2万石で入城以来、譜代大名が23代にわたり配置された)、鈴木貫太郎記念館(郷土が生んだ終戦時の総理大臣として活躍した鈴木貫太郎の業績や御前会議の絵画などを展示)、光岳寺と延命子育て地蔵尊(松平康元が1602年その母・於大の方のために創建した寺院)など周辺を散策し、帰路に着いた。
最後に、企画運営していただいた文化部の皆さんに感謝いたします。
(広報部 中川)
自治会の主な活動
12月25日 歳末夜回り
1月 7日 新春ウォーキング&賀詞交歓会
2月11日 餅つき大会
2月25日 医学講座
3月12日 サロンコンサート
編集後記
西二丁目の交差点に信号機が設置されました。朝夕の通勤通学時間帯に信号無視する方がだいぶいます。通学の子供の目にもご配慮ください。真似して悲惨な事故に巻き込まれる子供がいるかもしれません。子供の視野は狭いのです。
(広報部)