下記安心メールが流れました。
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差出人 :流山市 安心メール<nagareyama@anshin-bousai.net>
題名 :感染症情報について
送信日時:2018/12/28 18:09
(1)麻しん(はしか)・風しんについて
麻しん(はしか)については、平成30年9月27日から11月17日までに、松戸保健所管内(流山市・松戸市・我孫子市)および近隣市で、患者さんが20例(流山市の方2例を含む)まで感染が拡大する事例が発生しました。その後、20例目の患者さん以降の発症がなく、発症の恐れがあるとされる3週間を過ぎて感染拡大の可能性がなくなったため、松戸保健所から12月25日をもって終息が発表されました。
日本は平成27年3月に世界保健機関(WHO)から麻しんの排除状態と認定されましたが、その後も今回の事例のように、海外で感染した患者さんを契機とした国内での感染拡大事例が発生しています。麻しんは感染力が非常に強い感染症のため、感染拡大に注意が必要です。
風しんについては、平成30年7月下旬から、関東地方を中心に風しんの患者さんが増加しており、特に、東京都・千葉県・神奈川県・埼玉県・愛知県・大阪府・福岡県の7都府県で届出数の増加が続いています。
妊娠20週頃までの妊婦さんが風しんに感染すると、生まれてくる赤ちゃんが難聴、先天性心疾患、白内障などの症状(先天性風しん症候群)を発症する可能性があるため、特に注意が必要です。
流山市では、市独自の麻しん・風しんの緊急対策として、平成31年3月末まで、麻しんの全額市負担による緊急任意接種および風しんの任意接種費用助成を実施しています。それぞれの対象となる方はこの機会にぜひ予防接種を検討してください。
【麻しん(はしか)にご注意ください】
【風しんにご注意ください】
【麻しん(はしか)緊急任意予防接種を実施しています】
【風しん予防接種の緊急費用助成を実施しています】
(2)インフルエンザについて
平成30年第49週(12月3日から12月9日)に県内がインフルエンザの流行シーズンに入ったと12月12日に千葉県から発表がありました。なお、今シーズンは昨年より2週遅く流行入りとなりました。
例年12月から3月頃に流行し、いったん流行が始まると、短期間に多くの人へ感染が広がります。インフルエンザにかからないための対策、感染を広げないための対策を一人ひとりが心がけましょう。
【インフルエンザにご注意ください】
(3)ノロウイルスによる感染症・食中毒について
感染性胃腸炎の患者さんは一年を通して発生していますが、冬季は、特にノロウイルスによる感染性胃腸炎が多くなります。ノロウイルスは感染力が強く、ごくわずかなウイルスが体内に入るだけで感染し、学校や社会福祉施設等で発生した場合は集団感染になることがあります。
ノロウイルスによる感染症・食中毒の予防と感染拡大を防止するため、ノロウイルスに関する正しい知識を身につけ、対策を徹底しましょう。
【ノロウイルスによる感染性・食中毒にご注意ください】
(4)海外での感染症について
年末年始の連休等には、旅行などで多くの方が海外に渡航されることが予想されます。海外には、日本にはない、または渡航により感染リスクが高まる感染症があります。
海外に渡航する方は、感染症に対する正しい知識と予防方法を身に付けましょう。また、渡航先で流行している感染症を事前に確認し、必要な対策をとりましょう。
【海外での感染症予防について】
流山市健康増進課(保健センター)
TEL
04-7154-0331
FAX
04-7155-5949