回覧 西自治会の皆様へ
令和3年2月3日
江戸川台西自治会事務局
流山市指定ごみ袋導入説明会報告
日時:令和3年1月31日(日) 13:30~15:00
場所:北部公民館
流山市指定ごみ袋の導入についての説明がありました。概要は次頁です。
出席者からの主な意見、質問と流山市からの回答は以下のとおりです。
意見
パブリックコメントを実施する前に住民に広く知らせて意見を募るべきだった。
回答(市長)
パブリックコメントからスタートすることになっている。まだ形になっていないものを事前に自治会などにお知らせすることはしない。
意見(複数)
・コロナ禍の今ではなく、感染が収まってからでもよいのでは。
・緊急性があるとは思えない。ストップしてほしい。
回答(市長)
延期については申し上げられない。
質問
燃やすごみに重さで3割もプラごみが混じっているのは信じられない。
回答(クリーンセンター副所長)
毎月クレーンで取って中身を調査している。
質問
他市で減量化が進んだのは価格の高さか。減量化目的で価格が上がるのでは。
回答(環境部長)
分別がしっかりしてきたこと、ごみに対する意識が高まったことが理由。また、導入について何度も説明していることもあげられる。
意見
住民に対する情報が不十分。もっと時間をかけてしっかりした過程を踏むべき。問題点を明らかにすれば改善の余地はあるはず。
回答(クリーンセンター副所長)
貴重な意見として検討していく。
意見
議会できちんと審議するべき。パブリックコメントの段階で既に変更を許さない形になっていたのではないか。他自治体のリサーチもしてからパブリックコメントに出すべき。
意見
細かい分別の仕方が不明。油だらけの容器は「燃やすごみ」? 酒パックの内側のアルミ部分ははがす? 疑問が起こらないように納得できる説明をお願いする。
回答(クリーンセンター副所長)
確かにごみは多様化しているので、網羅するのは難しい。
誰にでもわかるようにしたい。
意見
導入に賛成。他市の指定ごみ袋に入ったごみが回収されずに残るので困っている。
流山指定ごみ袋導入説明会内容
流山市指定ごみ袋は来年4月に正式に導入されます。
今年10月から試行期間に入り、現行通りの袋と指定ごみ袋の両方が使えますが、
来年4月からは指定ごみ袋以外で出されたごみは回収されません。
ごみ袋の種類は45L、30L、20Lの3種類、持ち手付き
「燃やすごみ」と「容器包装プラスチック類」のみが対象
製袋業者に仕様公開後、申請、認可を経て販売されますが、市はモニタリングを実施します。
導入の理由
①ごみの減量化
ひとりあたりのごみの量は増えていないが、人口増加に伴い、ごみの総量は増加。
焼却炉で1日に処理できるごみの量は現在の2基で138トン。ごみの量は増加傾向で令和元年は138トンを超えるごみが搬入されたのは196日(1年の54%)。これ以上増えると焼却炉の点検、維持管理、保守のための時間が確保出来なくなる。
②ごみの分別促進
燃やすごみとして出されるごみの約3割(重量計算)がプラスチック類。適正な分別により燃やすごみを減らせる。また容器包装プラスチック類のリサイクル化を進めることができる。
期待する効果
神戸市では平成20年の導入により、4年で導入前の30%の減量化に成功。豊橋市では平成28年の導入により、4年で導入前の17%の減量化に成功している。
価格について
〈近隣市の指定袋の状況〉
野田市の価格にはごみ処理手数料が含まれています。また、野田市では世帯の構成人数に応じて年間使用規定枚数(最低120枚)が無料で支給され、おむつを大量に消費する世帯(乳幼児・里帰り出産・要介護者など)には追加支給があります。
流山市も乳幼児や要介護者の世帯には個別に配慮します。(副市長)
〈流山市指定ごみ袋にかかわる負担の試算〉
4人家族の子育て世帯(うち1人乳児)の場合、毎月の想定ごみ排出量400L