江戸川台駅西口駅前広場が整備されました
当自治会の永年の念願でありました江戸川台駅西口広場の改修工事が完了し、7月27日(金)に井崎市長ご出席のもと、西口のロータリー内で市主催の竣工式が行われました。30度以上の暑い日でしたが、シンボルのケヤキの木陰に入ると幾分しのぎ易い中で、市長始め関係者各位の挨拶がありました。最後に北部中学校和太鼓部の演奏があり、花を添えました。
「西口広場づくり懇談会」メンバーの立神氏による挨拶
立神氏による挨拶 |
西自治会元会長であり西口広場づくり懇談会メンバーでもある立神氏の挨拶の主旨は次の通りです。
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この江戸川台駅西口広場の改修工事が無事竣工されたことを非常に嬉しく思います。皆様、おめでとうございます。この改修工事によりまして、この西口を利用する人達皆さんが、「便利になったなあ、綺麗になったなあ」と非常に喜んでおられると思います。
なかでも我々江戸川台西自治会の会員は非常に強い喜びを持っております。なぜならばこの改修工事に入るいきさつとして、自治会会員の中から「東の田園調布と言われているこの江戸川台の玄関口であるこの駅前広場は少々貧弱ではないだろうか。少し汚いのでは。もっと便利にすべきではないのか。」などというご意見が自治会に寄せられていました。自治会としましても、これらの声を受けまして、環境整備の一環として、取り上げることになりました。約1年かけて、役員全員で朝昼晩とこの駅前に集まる人たちの動向調査を行いました。色々な状況を踏まえて、1年かけ原案を作成しました。その原案をもちまして、井崎市長に「こういう要望が出ています。是非これを取り上げていただきたい」というお願いを致しました。市の方でもそういう企画があったのかもしれませんが、早速市長はこれを取り上げていただいて、こういうきれいで立派な駅前広場に生まれ変わったのであります。
更に、「我々の希望として、この広場に西口のシンボルと言われるケヤキの大木を是非全部残して頂きたい。これを残した上での設計をして欲しい」というお願いを致しました。その希望通りにケヤキの大木は全部残して頂きました。
この広場に親子連れの方、あるいは子供さん、あるいは若者、おじいちゃん、おばあちゃんに至るまで、これからここに集い語らい、時間を過ごすことと思います。これは単なる駅前広場ということではなく、憩いの広場だと私は思っております。そういう意味で、これだけきれいに仕上げて頂いた皆様のご苦労に対しまして、この案件に携わったものとして、地域の代表として、本当に心から御礼を申し上げます。ありがとうございました。
同時にこの江戸川台にいらっしゃる外部からの人がこの駅頭に立って、この広場を見たときに「江戸川台ってなんていいところなんだろう」というふうに感じていただけるだろうと自信を持ち、この広場を自慢できるのではないかというふうに思います。
いずれにしても、この案件について色々ご苦労いただきまして、この改修工事にご尽力いただいた関係者各位に心から感謝の意を表します。
テープカット |
西口広場の再開発経緯
西口広場がケヤキをシンボルにした明るい広場として、半世紀ぶりに生まれ変わりました。この変貌には西自治会が大きな役割を果たしています。
西自治会が毎年1回提出している市長への要望の平成18年(10月)版は、西口広場改修一本に絞り、「使われない空間や歩道」「屋根が無いバス停」「商店街から庄や側階段への危険歩行」「学童たちのケモノ道」など、7不思議の改善を求めました。次いで平成19年6月には交通量調査結果と整備図面案を添えた「西口広場再整備計画」を提出しました。
平成20年3月、市から反応がありました。市は、当時工事中であった市道東深井市野谷線と西口広場改修、商店街交差点改修の3点をセットで国の「まちづくり交付金」事業に申請し、承認を受けたのです。これには、西自治会の「再整備計画」が地域住民の積極的な声として交付金審査に大きな役割を果たしたと聞きました。また、市も、これにより西口改修に1億円の費用をかけても、市道開設に必要な市費負担が節減されたようです。
事業決定を受け、市は、平成20年9月、西口広場づくり懇談会を近隣5自治会、2商店街代表12名(内西自治会6名)と立ち上げ、平成22年3月まで11回の会合で基本コンセプトから具体的な設計までの検討を行いました。その間、西自治会でも会員に計画案のアンケート調査を行いましたが、大方の意見は「ケヤキを大切に」「ほっとできる明るい公園広場に」「人にも自動車にも優しい流れを」と言うものでした。これらは計画の中に大切に取り入れられ、完成に到っています。永く、広く愛される広場であることを願います。
(西口広場づくり懇談会メンバー 染野)
整備されたポイント
(広報部)
初石寄りにも横断歩道ができ、以前に比べ、安全性が格段に高まりました。初石方面から来る車は一時停止により、歩行者がいるいないに関わらず止まらなければなりません。初石方面に向かう車は、以前ならば駅前から加速していましたが、道が直線でなくなったために、ロータリー内では速度を落とします。このような状況が横断者に安心感を与えています。
駅のロータリーに入る道路が今までと逆に、北部中学校方面からの道のみが一時停止でなくなり、他の道が全て一時停止となりました。これも横断者に安心感を与えています。しかし、北部中方面からの車が、結構な速度で、駅前に突っ込んでくる可能性があり、真ん中のロータリーと駅の間の通行者及び、障害者の乗降場所もあることで、ここでの速度を下げさせる手段が何かあっても良かったのではと思います。
セブンイレブン前に当自治会としては初めてアクリル戸付きのものを設置しました。これは市の一部援助を受けて自治会で購入したものです。ここの掲示版は当自治会専用のものとし、自治会と無関係の行事案内などのポスター掲示はご遠慮願っています。もちろん他の掲示版への掲載は、自治会で承認したポスターに限り、今まで通り可能です。ただし、掲示板のスペースを考慮して、なるべくA3サイズまでのものにして戴くと助かります。
千葉銀側掲示版は設置場所の問題で、庇が背の高い歩行者にぶつかるという可能性が出て来たので、角ばった庇の先端を柔らかい素材のものでカバーし、対応しました。
円形ベンチ、長椅子型ベンチ、一人用の椅子が各所に設置され、一休みできる個所が増えて喜ばしい限りです。特に、ロータリー内のベンチは、シンボルのけやきの木がそのまま残されて、この時期でも日差しを遮り、ホッと一息つける場所になっています。
千葉銀と時計台の間は今まで、車も通れるようになっていましたが、千葉銀前の歩道上の車の通過を禁止するために、進入防止柵が設置されました。但し、自転車は速度を落とせば通過できます。自転車は原則車道ということもあり、この柵がなければ、歩道にそのまま突っ込んでくる自転車の速度を下げさせる意味合いもあります。
以前、郵便ポストは京葉銀行前にあり、投函のために遠回りする人もいましたが、これが駅下に設置され、駅利用時の投函に便利になりました。
統一感のある案内板が設置され、駅を初めて利用する人にとっても優しい駅前となりました。
車が停車しやすくするため歩道を削った部分が何ヵ所かありますが、すべて駐車禁止です。車の放置はなさらないようにしてください。
公共のバス停は、3路線ともロータリーの駅側にまとめられ、乗降場所には屋根が設置されました。そして企業、病院バスの乗降場は時計台の前に設置されました。
階段下 ここの場所は、今回の駅前の整備範囲には入っていません。ここは、東武鉄道の土地であり、整備は東武の意向で進めるべきものだからです。利用者にとっては、新しくなった駅前広場と比べ階段下のつまずきそうな凹凸があるスペースはなんともがっかりします。雨の際には、水溜まりが出来、そして水はけが悪い。今後の改善課題です。
防災の取組み状況について
1.「江戸川台西自主防災組織図及び役割分担図」を決定
6月16日に、各丁目ごとに役員・常任委員が集まり、防災体制のあり方を検討、その結果を7月7日の役員会で集約し、防災組織及び役割分担を明確にしました。
2.防災アンケートを実施
7月の役員会で、内容を検討、23日の回覧で事前に予告した後、8月7日に実施しました。これにより、当地区の防災体制の問題点が浮き彫りになり、緊急時の「要援護者対策」も進展する見込みです。
3.防災備品を購入
8月中に無線機、発電機、非常用照明器具、防災かまど等を購入します。これらの備品について、操作方法を習得するため、9月に役員による訓練を実施する予定です。
4.防災訓練を実施予定
10月に、上記備品を活用し、防災組織が円滑に機能するよう防災訓練を実施する予定です。参加者等の詳細は、今後検討しますが、昨年度より実務的で臨場感溢れる訓練にしたいと思います。
(防犯防災部)
中野久木のHさんの家では、ゴーヤが大きな緑のカーテンを作りました。油かすの肥料と朝夕の水やりしかしていませんとのお話でしたが、丹精されている様子がうかがわれます。
(環境部)
公園除染状況
流山市役所みどりの課によれば、当自治会地域内の公園の放射線測定が終了しました。ほとんどの公園が基準である0.23を超えるポイントがあるとのことですが、市では利用頻度の高いところを優先して実施していく意向です。
実施スケジュールは当初予定より1ヵ月程遅れているとのことですが、7月中に施工業者が決定し、8月から本格的な除染作業がスタートします。
終了は10月末日の予定です。自治会から特に西まつり会場である三角(20号)公園については、まつり以前に除染を完了するよう要請しました。
(環境部)
三角公園交通事故状況
三角(20号)公園前の一時停止交差点での交通事故が多発しています。流山警察交通課によれば、交差点開設以来6月末日までで人身事故が7件、物損事故が8件、7月も人身事故が1件発生しています。人身事故はいずれも重篤なものではないとのことです。
警察では、停止線で必ず一時停止し、ゆっくりと交差点中央へ進むという二段階の運転を呼びかけています。今後、交通事故多発解消のため、県、市、警察三者の協議がなされるとの話ですが、個人個人のなお一層の注意が求められています。
(環境部)
新聞、雑誌などの資源ゴミ盗難
ここ2、3回の資源ゴミ回収では新聞、雑誌などの盗難被害が発生していないようです。しかし万が一に備えて、可能であれば自治会名、日付、リサイクルステーション番号などを束ねた新聞、雑誌の上(外から見えるところ)に赤いマジックなどで大書しておくことをお勧めします。持ち去り者は警察の職務質問時に証拠となりますので、持ち去りをためらうようです。
(環境部)
ゆる体操に参加して
7月27日(金)にゆる体操が西自治会館で開催されました。
初めは動きが分からなかったのですが、指導者長澤さんの指示により体を動かして、10分、20分も過ぎると、うっすらと汗が出始めてきます。続けていくと、体温も上がってきます。40分位経ち、更に汗をかき、それでも皆さん、諦めることなく体を動かし続けています。
長澤さんから、「貴女、それでいいわよ、上手上手、そのままで行きましょう。もう少しすると気持ち良くなるわよ!」等とタイミングよく声を掛けられながら、あっと言う間の2時間でした。終了後、リラックスできた参加者の皆様方の満足した表情は忘れられません。
参加者が退屈することなく、分かりやすい説明の長澤さんの指導力は見事でした。参加者の皆さんは暑い一日、誠にお疲れさまでした。
(福祉部 横山)
夜間防犯パトロール
8月5日夜、自治会主催、恒例の夏の夜間防犯パトロールが行われました。今年はおとな53名、こども9名の参加があり、5地区に分かれてパトロールしました。当日東祭りがあったため人出が多く、特に江戸川台駅周辺は混雑しゴミの散乱等が見られました。猛暑のため多くの家庭が窓を開けていましたが、夜の戸締まりは忘れないでください。
(防犯防災部)
自治会の主な活動 実績、予定
6月
15日 駅前時計台下花植
中旬~下旬 丁目別役員・常任委員会議
21日 一声運動推進委員会
7月
27日 西口駅前ロータリー竣工式典
27日 ゆる体操
8月
5日 夜間パトロール
9月
14日 ふれあい学習の旅
10月
6日 西まつり
中旬 防災訓練
編集後記
オリンピックも終わり、この会報が発行される頃には、夏の甲子園も大詰めになっているのではと思われます。今年は県予選で、流山おおたかの森高校がベスト16まで行きましたが、流山初の甲子園出場はいつのことになるでしょうか。
まだまだ暑い日が続きます。熱中症には充分、ご注意ください。
(広報部)