感染症に関する安心メールが流れました。
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差出人 :流山市 安心メール<nagareyama@anshin-bousai.net>
題名 :感染症にご注意ください
送信日時:2019/12/20 18:01
1.インフルエンザ注意報が発令されました
令和元年第50週(12月9日から12月15日)に県内がインフルエンザ定点あたり患者報告数が16.61となり、国の定める注意報基準値(10)を超えたため、インフルエンザ注意報が発令されました。なお、今シーズンは昨シーズンより3週早い注意報の発令となります。
例年12月から3月頃に流行し、いったん流行が始まると、短期間に多くの人へ感染が広がります。インフルエンザにかからない、感染を広げないために、一人ひとりが手洗いや咳エチケットなどの対策を徹底しましょう。
2.ノロウイルス等による感染症・食中毒にご注意ください
感染性胃腸炎の患者さんは一年を通して発生していますが、冬季は、特にノロウイルスによる感染性胃腸炎が多くなります。ノロウイルスは感染力が強く、ごくわずかなウイルスが体内に入るだけで感染し、学校や社会福祉施設等で発生した場合は集団感染になることがあります。
ノロウイルスによる感染症・食中毒の予防と感染拡大を防止するため、ノロウイルスに関する正しい知識を身につけ、対策を徹底しましょう。
3.海外での感染症にご注意ください
年末年始の連休等には、旅行などで多くの方が海外に渡航されることが予想されます。海外には、以下のように、日本にはない、または渡航により感染リスクが高まる感染症があります。
(1)麻しん(はしか)、風しん、ポリオは、日本での患者さんは減少又は発生していないものの、海外では感染することがあります。特に、麻しん(はしか)は感染力が非常に強いため注意が必要です。
(2)動物が媒介する感染症に、狂犬病、鳥インフルエンザ、中東呼吸器症候群(MERS)、エボラ出血熱などの感染症があります。
(3)蚊が媒介する感染症に、ジカウイルス感染症、デング熱、黄熱、日本脳炎、マラリアなどがあり、ダニが媒介する感染症には、クリミア・コンゴ出血熱などがあります。
(4)水や食べ物から感染する感染症に、腸管出血性大腸菌感染症、コレラ、細菌性赤痢、腸チフス、A型肝炎、E型肝炎などの感染症があります。
(5)その他、薬物やゆきずりの性交渉で感染し、一生の後悔をすることのない行動をとりましょう。
海外に渡航する際は、あらかじめ渡航先の感染症情報を確認して、正しい知識と予防方法を身につけましょう。また、予防接種が推奨される感染症について、母子手帳などで予防接種歴を確認し、時間的な余裕をもって医師に予防接種の相談をしましょう。
帰国時に健康上心配なことがあれば、検疫所に相談しましょう。帰国後しばらくして症状が出たときは、早急に医療機関を受診しましょう。なお、受診する際は、あらかじめ医療機関に、渡航先、滞在期間、現地での活動内容、動物との接触の有無、ワクチン接種歴などを必ず伝えてから受診しましょう。
詳細については、以下の市ホームページ等をご覧ください。
インフルエン注意報が発令されました
ノロウイルス等による感染性・食中毒にご注意ください
海外での感染症にご注意ください
流山市健康増進課(保健センター)
TEL
04-7154-0331
FAX
04-7155-5949