以下の安心メールが流れました。海外旅行に行かれる方はご一読してください。
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差出人 :流山市 安心メール<nagareyama@anshin-bousai.net>
題名 :海外での感染症ご注意ください
送信日時:2019/07/12 10:01
夏休みには、旅行などで多くの方が海外に渡航されます。海外には、日本にはない感染症や渡航により感染リスクが高まる感染症があり、注意が必要です。
1.海外渡航の前に
海外に渡航する際は、厚生労働省検疫所「FORTH」や外務省「海外安全ホームページ」などで、あらかじめ渡航先の感染症情報を確認して、正しい知識と予防方法を身につけましょう。また、予防接種が推奨される感染症について、母子手帳などで予防接種歴を確認し、まだ受けていないものがあれば、時間的な余裕をもって医師に予防接種の相談をしましょう。
自分自身を守るとともに「海外の感染症を国内に持ち込まない」「国内の感染症を海外に持ち出さない」ために、適切な感染予防を心がけましょう。
2.海外での感染症予防のポイント
(1)麻しん(はしか)・風しん・ポリオ
日本での患者さんは減少又は発生していないものの、海外では感染することがあります。特に、麻しん(はしか)は感染力が非常に強いため注意が必要です。
(2)動物から感染する感染症
狂犬病、鳥インフルエンザ、中東呼吸器症候群(MERS)、エボラウイルス病などの感染症があります。
動物にむやみに近づいたり、触れたりすることは避けましょう。
(3)蚊やダニから感染する感染症
蚊が媒介する感染症には、ジカウイルス感染症、デング熱、黄熱、日本脳炎、マラリアなどがあり、ダニが媒介する感染症には、クリミア・コンゴ出血熱などがあります。
長袖シャツ・長ズボン等で皮膚が露出する部分を減らし、素足でのサンダル履きは避け、網戸・蚊帳・虫除け剤を使用するなど、蚊やダニに刺されないよう注意しましょう。
(4)水や食べ物から感染する感染症
腸管出血性大腸菌感染症、コレラ、細菌性赤痢、腸チフス、A型肝炎、E型肝炎などの感染症があります。
生水は飲まない、氷・生野菜・カットフルーツなどが入ったものを食べることは避け、食事は十分火の通ったものを食べるようにしましょう。また、石けん・流水や消毒用ジェルで、こまめにしっかりと手を洗いましょう。
(5)その他
薬物やゆきずりの性交渉で感染し、一生の後悔をすることのない行動をとりましょう。
3.帰国時・帰国後に
空港や港にある検疫所では健康相談を行っています。帰国時に発熱・咳・発疹・下痢・具合が悪い等の体調不安、動物との接触、蚊に刺されたなどの健康上心配なことがあれば、検疫所に相談しましょう。
また、帰国後しばらくして症状が出たときは、早急に医療機関を受診しましょう。なお、受診する際は、あらかじめ医療機関に、渡航先、滞在期間、現地での飲食状況、渡航先での職歴や活動内容、動物との接触の有無、ワクチン接種歴などを必ず伝えてから受診しましょう。
詳細については、下記のリンク先ページをご覧ください。
流山市:海外での感染症にご注意ください
厚生労働省検疫所:FORTH
外務省:海外安全ホームページ
流山市健康増進課(保健センター)
TEL
04-7154-0331
FAX
04-7155-5949